無節操一代女のつれづれなる萌ブログ
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タイトルどおりだうりゃーーーーー
4コマに一つと、獅子汁の続きをちょこっとだけ。
8月ですからね。獅子座祭といきましょう!!!!!
ちなみにわたくしは、8月生まれのバルゴです。
そーいや宮田も8月生まれ。好きなキャラに8月生まれが多いのって偶然かしらなんなのかしら。
追加。
最近は4コマはリアサイドの方がよくネタが浮かびます。
こないだくらいから大体双子のキャラの方向性が定まってきたみたいです。
うちの双子は、
サガは「変態」カノンは「ケダモノ」ってことでひとつ(何をひとつなのかわからん)。
そろそろ太陽が南の空高くに届こうかという頃、まだ昼にもならぬ時間帯、顔を赤らめた男が二人テーブルを挟んで座っている。と言っても理由はそれぞれに違っており、大柄な金髪の青年の体はぐらぐらと不規則に揺れていて、明らかに素面ではない。
「…お前、大丈夫か?」
心配そうに声をかける一輝に、赤く染まった目元をできる限りきりりと引き締めてアイオリアが答える。
「ん、心配無用。このアイオリア。たかだか缶ビールごときにやられるなど…」
「そのセリフが既に酔っ払いだというんだ。待ってろ、俺が水を持ってきてやる」
立ち上がろうとした一輝をアイオリアが制した。
「いや、いい。自分で持ってくるから」
そういいながらふらふらとアイオリアはキッチンへと消え、しばらくしてから氷水らしきグラスを片手に携えて帰ってきた。ソファに戻るなり、ぐいっと一口飲む。
「…うむ、なかなかいける」
「それ水なのか?」
「さあ…何だろ?」
はて、とアイオリアは首を傾げた。
「前に星矢が土産でくれたんだけど、ラベルが日本語で…『漢字』だっけか?全然読めなくてな、これ何て読むんだ?」
何やらカラフルなラベルの貼られた瓶を受け取った一輝は、まじまじとそのラベルを見つめた後、眉間にくっきりと皺を寄せた。
「…お前これ、泡盛じゃないか。しかも古酒(注:一輝はちゃんと「くーす」と読んだ)」
「アワモリ?」
「日本のな、南の方で作られてる酒だ。しかもアルコール度数40度。お前、もしかしてロックで飲んでるのか?」
「オウイエー」
「オウイエーじゃない!本格的にベロンベロンになるつもりか!」
怒鳴りつけながらアイオリアの手からグラスをひったくる。
「何をする」
「何をする、じゃない。ここで酔っぱらってグデングデンになられても困るんだ。話が終わったらいくらでも飲んでいいから」
「けちー」
「けちで結構。待ってろ、今度はちゃんとした水持ってきてやるから」
そう言い、取り上げたグラスを持って一輝はキッチンに入る。その背中を横目で見送りつつ、アイオリアはまた何かが腑に落ちたかのように口元をほころばせた。
「…なるほどねえ。カノンの奴が落ちるわけだ…」
一人ニヤニヤしていると、数分もたたずグラスを持って一輝が帰ってきた。流石に仕事が早い。
「何を一人でニヤついているんだ?気持ちの悪い」
「いやいや。…あれだな、お前って意外と世話女房タイプなんだな」
「…更に気持ちの悪いことを言うな」
本気で嫌そうに眉間にしわを寄せながら、それでも一輝はアイオリアから手の届きやすい場所にグラスをそっと置く。それを一気に飲み干してから、アイオリアは「ふう」と一息ついた。その対面に腰掛けながら、一輝が「で、」と切り出す。
「俺の方からの説明は大体終わった。淫乱だか何だかってのは全く納得いってはいないが、まあ一つの見解として受け止めておく。で、具体的には、俺は一体どうすればいいんだ?」
「どうするもこうするも。さっきも言ったろ、責任の所在はあらかたカノンにある。お前が特別に何かを張り切ることなんかないんだよ」
「では、このまま黙って手をこまねいていろとでも言うのか?」
「そこまでは言わんが…ま、これもさっき言った通りだが、心がけるのは反応をきちんと返すってこと。伝えるべきは伝える。セックスってのは詰まる所コミュニケーションだってことだ。コール&レスポンスは基本中の基本。わかるだろ?」
「…」
納得できたような、そうでもないような微妙な表情を浮かべ一輝が俯く。「何もしなくていい」というのが一番収まりが悪いのだろう。何事も自ら率先して行わないと気が済まない長男気質というやつらしい。
つくづくあいつは幸せモンだな…などと思いつつ、アイオリアは「よし」と呟き席を立った。
「…お前、大丈夫か?」
心配そうに声をかける一輝に、赤く染まった目元をできる限りきりりと引き締めてアイオリアが答える。
「ん、心配無用。このアイオリア。たかだか缶ビールごときにやられるなど…」
「そのセリフが既に酔っ払いだというんだ。待ってろ、俺が水を持ってきてやる」
立ち上がろうとした一輝をアイオリアが制した。
「いや、いい。自分で持ってくるから」
そういいながらふらふらとアイオリアはキッチンへと消え、しばらくしてから氷水らしきグラスを片手に携えて帰ってきた。ソファに戻るなり、ぐいっと一口飲む。
「…うむ、なかなかいける」
「それ水なのか?」
「さあ…何だろ?」
はて、とアイオリアは首を傾げた。
「前に星矢が土産でくれたんだけど、ラベルが日本語で…『漢字』だっけか?全然読めなくてな、これ何て読むんだ?」
何やらカラフルなラベルの貼られた瓶を受け取った一輝は、まじまじとそのラベルを見つめた後、眉間にくっきりと皺を寄せた。
「…お前これ、泡盛じゃないか。しかも古酒(注:一輝はちゃんと「くーす」と読んだ)」
「アワモリ?」
「日本のな、南の方で作られてる酒だ。しかもアルコール度数40度。お前、もしかしてロックで飲んでるのか?」
「オウイエー」
「オウイエーじゃない!本格的にベロンベロンになるつもりか!」
怒鳴りつけながらアイオリアの手からグラスをひったくる。
「何をする」
「何をする、じゃない。ここで酔っぱらってグデングデンになられても困るんだ。話が終わったらいくらでも飲んでいいから」
「けちー」
「けちで結構。待ってろ、今度はちゃんとした水持ってきてやるから」
そう言い、取り上げたグラスを持って一輝はキッチンに入る。その背中を横目で見送りつつ、アイオリアはまた何かが腑に落ちたかのように口元をほころばせた。
「…なるほどねえ。カノンの奴が落ちるわけだ…」
一人ニヤニヤしていると、数分もたたずグラスを持って一輝が帰ってきた。流石に仕事が早い。
「何を一人でニヤついているんだ?気持ちの悪い」
「いやいや。…あれだな、お前って意外と世話女房タイプなんだな」
「…更に気持ちの悪いことを言うな」
本気で嫌そうに眉間にしわを寄せながら、それでも一輝はアイオリアから手の届きやすい場所にグラスをそっと置く。それを一気に飲み干してから、アイオリアは「ふう」と一息ついた。その対面に腰掛けながら、一輝が「で、」と切り出す。
「俺の方からの説明は大体終わった。淫乱だか何だかってのは全く納得いってはいないが、まあ一つの見解として受け止めておく。で、具体的には、俺は一体どうすればいいんだ?」
「どうするもこうするも。さっきも言ったろ、責任の所在はあらかたカノンにある。お前が特別に何かを張り切ることなんかないんだよ」
「では、このまま黙って手をこまねいていろとでも言うのか?」
「そこまでは言わんが…ま、これもさっき言った通りだが、心がけるのは反応をきちんと返すってこと。伝えるべきは伝える。セックスってのは詰まる所コミュニケーションだってことだ。コール&レスポンスは基本中の基本。わかるだろ?」
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