無節操一代女のつれづれなる萌ブログ
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報告が遅れましたが、先日リンクページを更新いたしました。いくつかの★矢サイト様にリンクを貼らせていただいております。
まだまだ日参サイト様はわんさかいらっしゃいますので、近々増えると思います。
リンクフリーに甘えまくって、報告に伺ってはいないのですが…チキンですさかいに。
週末、実家から母と姪っ子が遊びにきます。
おかんはともかく、姪っ子は中学生なので、色々と連れて行ってあげたいなあ。
さて、久々に、ほんまに久々にリア&一輝ネタを更新です。
もう更にリアがひどいことになっていってる気がしますが、思ったよりもビッチリアの評判悪くないようなので(笑)、このまま突っ走ります。
とうとう5本目になってしまったビールの蓋を空け、アイオリアは「さて」と座りなおした。
「一輝よ、その手に持っているものは、なんだ?」
「ノートとシャーペンだが」
「しまえ」
「しかし、大事な話はちゃんとメモを取っておかねば」
「いいけどな、それ見つかって恥かくのはお前だぞ。てかなんだ、その、口のない顔のでかい猫は」
「キ○ィちゃんというのだ。日本で人気でな、お嬢さんがよかったら使えと」
そう言いながらアイオリアから見えやすいようにノートの表紙を立てる一輝の真面目くさった顔を脱力気味に見つつ、アイオリアは手をひらひらとさせた。
「なんでもいいからしまえ。大体、今からする話はそんなに大層なもんでもない。お前が未成年じゃなかったら、互いに酒くらってワケわかんなくなってる状態でやりたいくらいだ」
「…別に、酒くらい平気だが」
「俺が平気じゃないんだ俺が。子供に酒なんて飲ませられるか」
「そういうところはえらく真面目なんだな。性経験はアレなくせに」
「うるさい。俺のことはいいんだ。それよりもな、お前らのことだ」
そこでちょっとだけトーンを落とすと、アイオリアは続けた。
「…正直、ここまでの話を総合すると、やっぱり悪いのはカノンだな。悪い、というか責任がある、と言った方がいいかな。全面的にとは言わん、7:3…いや、8:2くらいはあいつの責任だ」
「そうなのだろうか?」
「そうそう。話聞いてて思ったんだけど、お前、あんまり反応返さないほうだろ?」
すると、あからさまに一輝が動揺したようなそぶりを見せた。テーブルの上に両目を伏せ、わずかにではあるが頬に朱が昇る。
「…そ、そんなことは…」
「いーや、図星なはずだ。お前、明らかにそーいうの下手そうだもんな。そうなんだろ?」
ん?と首を傾げながら顔を覗き込んでやると、更に顔を赤くしながら曖昧に頷いた。その様子が年齢相応に可愛らしく見えて、アイオリアの口元がつい緩む。
「…お前側の責任は、まずそこ。気持ちよくても悪くても、ちゃんとそれを伝えないと」
「そ、そんな恥ずかしいこと…」
「恥ずかしいとかじゃない。うんともすんとも言わない相手抱いてたって、何にも嬉しいことないだろ」
「しかし…その…」
柄にもなくおどおどとしている一輝の言葉の続きを促すと、らしくもなく蚊の鳴くような声でぼそっと言った。
「い…淫乱だと思われないだろうか…」
「あー、思わん思わん。あのな、相手方に気持ちよさそうにされて嬉しくない男なんていないんだ。38人中36人くらいは嬉しいもんだ」
「なんなんだよ、そのえらく具体的な数値は」
「数値は仮のものだ。いいか?まずはそこ。気持ちいいならいい、悪いなら悪いでちゃんとはっきりした反応をしてやること。分かったな?」
「…わ、わかった…」
渋々といった感じで頷いた一輝にアイオリアは大きく頷き返してから、「あ、そういえば」と机をぽんと打った。
「あーそうだ。っていうか、お前、そこらへんがはっきりしないんだったな。えっと、アレ触られる以外が今一つピンとこない、だったか?入れられるのはどうだ?」
酒のせいかアイオリアの言葉がやたら即物的になっていたが、最初っから即物的一直線だった一輝にとっては特に気にはならないようだった。
「そっちは、正直言って、ちょっと痛かったかな、くらいしか」
「痛かった『かな』?」
その言い草に引っかかったアイオリアが問い返すと、思いもよらない答えが返ってきた。
「そっちは、最初の一度しかしたことがないのだ。何しろ初めてだったし、気持ちいいも何も…」
「待て待て待て。じゃあ、さっきの13回目がどうとか、あれはなんなんだ?」
「ああ、あれは、手とか股とか口とか、その他もろもろの箇所を使用しての…」
「その他もろもろってなんだ。…いやしかし、なんでまた?」
「何だろうな。よくはわからん。とにかく、2回目のときに『無理することない』って言って、それ以来…」
「してない、か…なるほどな…」
何かがやたら腑に落ちたような気がして、ビールの残りをぐいっと飲み干す。
「分かったぞ。要するに、ただ単純に、物足りないってだけだ。お前が」
「何?」
さも意外なことを言われたかのように一輝が目を丸くする。
「物足りないって、別にそんなことでは…」
「いーや、間違いないな。そんな風に気を使われすぎて、壊れ物扱うみたいに触れられて、嬉しいは嬉しいけど、やっぱり物足りなくて、もっと激しくしてもいいのにってじれったくてしょうがないんだ、お前」
「ち、ちが…」
真っ赤になりつつ首を振る一輝の肩をぽんと叩き、アイオリアは翡翠色の瞳をきらりと光らせて、さわやかに微笑んだ。
「照れるな照れるな。安心しろ、お前もしっかり淫乱の素質ありだ。しかもMっ気もあると見た」
「見るな!!いい加減なこというな!っていうか、お前と一緒にするな!」
「類は類を呼び友は友を呼ぶ。淫乱もまたしかり」
「…目ぇ座ってるぞお前…」
「一輝よ、その手に持っているものは、なんだ?」
「ノートとシャーペンだが」
「しまえ」
「しかし、大事な話はちゃんとメモを取っておかねば」
「いいけどな、それ見つかって恥かくのはお前だぞ。てかなんだ、その、口のない顔のでかい猫は」
「キ○ィちゃんというのだ。日本で人気でな、お嬢さんがよかったら使えと」
そう言いながらアイオリアから見えやすいようにノートの表紙を立てる一輝の真面目くさった顔を脱力気味に見つつ、アイオリアは手をひらひらとさせた。
「なんでもいいからしまえ。大体、今からする話はそんなに大層なもんでもない。お前が未成年じゃなかったら、互いに酒くらってワケわかんなくなってる状態でやりたいくらいだ」
「…別に、酒くらい平気だが」
「俺が平気じゃないんだ俺が。子供に酒なんて飲ませられるか」
「そういうところはえらく真面目なんだな。性経験はアレなくせに」
「うるさい。俺のことはいいんだ。それよりもな、お前らのことだ」
そこでちょっとだけトーンを落とすと、アイオリアは続けた。
「…正直、ここまでの話を総合すると、やっぱり悪いのはカノンだな。悪い、というか責任がある、と言った方がいいかな。全面的にとは言わん、7:3…いや、8:2くらいはあいつの責任だ」
「そうなのだろうか?」
「そうそう。話聞いてて思ったんだけど、お前、あんまり反応返さないほうだろ?」
すると、あからさまに一輝が動揺したようなそぶりを見せた。テーブルの上に両目を伏せ、わずかにではあるが頬に朱が昇る。
「…そ、そんなことは…」
「いーや、図星なはずだ。お前、明らかにそーいうの下手そうだもんな。そうなんだろ?」
ん?と首を傾げながら顔を覗き込んでやると、更に顔を赤くしながら曖昧に頷いた。その様子が年齢相応に可愛らしく見えて、アイオリアの口元がつい緩む。
「…お前側の責任は、まずそこ。気持ちよくても悪くても、ちゃんとそれを伝えないと」
「そ、そんな恥ずかしいこと…」
「恥ずかしいとかじゃない。うんともすんとも言わない相手抱いてたって、何にも嬉しいことないだろ」
「しかし…その…」
柄にもなくおどおどとしている一輝の言葉の続きを促すと、らしくもなく蚊の鳴くような声でぼそっと言った。
「い…淫乱だと思われないだろうか…」
「あー、思わん思わん。あのな、相手方に気持ちよさそうにされて嬉しくない男なんていないんだ。38人中36人くらいは嬉しいもんだ」
「なんなんだよ、そのえらく具体的な数値は」
「数値は仮のものだ。いいか?まずはそこ。気持ちいいならいい、悪いなら悪いでちゃんとはっきりした反応をしてやること。分かったな?」
「…わ、わかった…」
渋々といった感じで頷いた一輝にアイオリアは大きく頷き返してから、「あ、そういえば」と机をぽんと打った。
「あーそうだ。っていうか、お前、そこらへんがはっきりしないんだったな。えっと、アレ触られる以外が今一つピンとこない、だったか?入れられるのはどうだ?」
酒のせいかアイオリアの言葉がやたら即物的になっていたが、最初っから即物的一直線だった一輝にとっては特に気にはならないようだった。
「そっちは、正直言って、ちょっと痛かったかな、くらいしか」
「痛かった『かな』?」
その言い草に引っかかったアイオリアが問い返すと、思いもよらない答えが返ってきた。
「そっちは、最初の一度しかしたことがないのだ。何しろ初めてだったし、気持ちいいも何も…」
「待て待て待て。じゃあ、さっきの13回目がどうとか、あれはなんなんだ?」
「ああ、あれは、手とか股とか口とか、その他もろもろの箇所を使用しての…」
「その他もろもろってなんだ。…いやしかし、なんでまた?」
「何だろうな。よくはわからん。とにかく、2回目のときに『無理することない』って言って、それ以来…」
「してない、か…なるほどな…」
何かがやたら腑に落ちたような気がして、ビールの残りをぐいっと飲み干す。
「分かったぞ。要するに、ただ単純に、物足りないってだけだ。お前が」
「何?」
さも意外なことを言われたかのように一輝が目を丸くする。
「物足りないって、別にそんなことでは…」
「いーや、間違いないな。そんな風に気を使われすぎて、壊れ物扱うみたいに触れられて、嬉しいは嬉しいけど、やっぱり物足りなくて、もっと激しくしてもいいのにってじれったくてしょうがないんだ、お前」
「ち、ちが…」
真っ赤になりつつ首を振る一輝の肩をぽんと叩き、アイオリアは翡翠色の瞳をきらりと光らせて、さわやかに微笑んだ。
「照れるな照れるな。安心しろ、お前もしっかり淫乱の素質ありだ。しかもMっ気もあると見た」
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「…目ぇ座ってるぞお前…」
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